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予定納税(Estimated Taxes)とは?


予定納税って何?

予定納税とは、年度末のタックスリターンの前に、期中に連邦又は州に対して税金を納めることを言います。

誰が予定納税をしなければないけないの?

USD 1,000ドル以上の納税が年間で見込まれる場合、予定納税の義務が生じます。

会社員の方は、毎月の給料から連邦税や州税などの各種の税金が会社から源泉徴収されています。つまり、会社が従業員に代わって予定納税をしていることになります。従い、会社員の方は給与所得以外の所得が存在しなければ、通常、追加で予定納税をする必要はございません。

一方、個人事業主の方は、会社が源泉徴収をし、予定納税をしてくれている、ということはありません。従い、年間の納税見込み額がUSD 1,000を上回る場合は自分で予定納税を行う必要があります。

いくら予定納税すればいいの?

予定納税の過小支払いによるペナルティーを避けるためには、以下のいずれの金額の低い方を満たす必要があります。

  1. 前年度の100%の税額(収入がUSD 150,000以上の場合、前年度の110%分の税額)

  2. 当年度の90%の税額

前年度の100%(又は110%)を予定納税すればペナルティーという面では問題ありません。しかし、収入が昨年度に比べて増加することが見込まれる場合、タックスリターン時に追加支払いになることを避けるため余裕を持ったキャッシュフロープランニングをすることが推奨されます。税金の専門家と相談しつつ、予定納税額を決めていくのが無難と言えるでしょう。

いつ予定納税するの?

予定納税の義務がある場合、通常年4回(4/15、6/15、9/15、1/15)に分けて納税を行う必要があります。単純な四半期ごとではないことにご注意ください。最初の4月15日の払いは3カ月ですが、その後は、2か月、3か月、そして最後は4か月間の期間があきます。

各回に納めるべき金額は年間の納税見積額の25%になります。但し、期中に会社を操業開始した場合、直近の支払期日にその前の期の分も合わせて納税します。例えば8月に会社を操業開始した場合、9月15日に75%を納税する必要がございます。

どうやって予定納税をするの?提出書類は?

Form 1040-ESというFormに必要事項を記入し、IRSに対して支払いをすることで完了します。1040-ESはとてもシンプルで、下記が実際のFormです。

記載すべき内容は名前や住所、SSN等の基本情報と、予定納税額のみとなります。但し、最近ではほとんどの方がオンラインペイメントを行っており、当該Formを直接記入するという方はそれほど多くありません。IRSのサイトにいき、必要事項を入力していくことでオンライン上で簡単に納税することができます。

予定納税を行わなかったときのペナルティーは?

源泉徴収や予定納税により前もって納められた金額が、確定税額と比べて1000ドル超不足していると、過少納付ペナルティー(利息)が課せられます。過少納付となった四半期について納付期限から過少納付が解消するまで、または4月15日までの間の利息がペナルティーとして課されます。利率は、IRSが四半期ごとに定めている法定利率が当てはめられます。2018年第一四半期のレートは通常4%、Large Corporation(過去3年間で課税所得がUSD 1 millionを超えたことのある企業)は6%となっています。